紅轍のクアドリガ (ファミ通文庫)/穂村元
味方に嵌められ、殺されそうになった主人公が滅んだ王家のヒロインと王家の復興を目指すお話でした。世界観はなかなか魅力的なのですが、全体的に文表現が微妙で情景やキャラの動きがどうも分かり辛く、また主人公も肩書きの割りに弱すぎる感じがしていまいちでした。なんというかテンプレ外しはいいのですが、外した上で上手くお話を構築するまでには至ってないのかなぁと思ってみたりです。
- 作者: 穂村元,木塚カナタ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: 文庫
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