三日間の幸福 (メディアワークス文庫)/三秋縋
寿命を売った主人公が監視員のヒロインを通して成長するお話でした。お話中盤くらいまでの主人公の駄目っぷりや幼馴染の転落ぶりに随分とSAN値を削られましたが、後半以降はヒロインの交流を通した主人公の成長振りがとてもよく描かれていたと思います。ただ、物語的に仕方ないとはいえ、救われない幼馴染はやはり物悲しいと思いました。
- 作者: 三秋縋
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: 文庫
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