闇堕ち騎士がダンジョン始めました! ! (角川スニーカー文庫)/東亮太
魔族になっちゃった主人公が元に戻るため、ヒロインとダンジョンを経営するお話でした。アマゾン風にダンジョンを評価ってのはなかなか笑えました。軽いノリに世知辛い現実をミックスした今風な感じのお話ですが、個人的にはそれなりに楽しめたと思います。
闇堕ち騎士がダンジョン始めました! ! (角川スニーカー文庫)
- 作者: 東亮太,ユメのオワリ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/04/26
- メディア: 文庫
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パンツではじまる世界革命 (一迅社文庫)/綾野陽一
パンツの無い異世界に飛ばされた主人公がヒロインにパンツをはかせる為に経済を回して産業革命するお話でした。異世界でパンツを作るお話といえば「巨竜要塞のアイノ」ですが、そのアイノよりもだいぶ経済よりのお話で、ご都合主義的ではありますがタイトルにそぐわず結構しっかりと経済していて個人的にはかなり楽しめました。主人公も性癖はともかく、なかなかに一本筋が通ったキャラで好感が持て、またヒロインらのキャラもよく描けていたと思います。ただ、終盤の展開がちょっと速すぎな感じだったので、そこは少し残念だったと思います。
- 作者: 綾野陽一,崎由けぇき
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: 文庫
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穢れ聖者のエク・セ・レスタ 3 (MF文庫J)/新見聖
帝王を目指すヒロインと主人公が皇帝をついに倒すお話でした。展開がなかなか良く出来ており、良い意味で先が見えないため、お話を最後まで楽しむことが出来ました。また、主人公らの行動も一貫性があり、全巻通してキャラがぶれなかったのも良かったと思います。なお、このお話はこの巻でお仕舞いのようなので、筆者の次のお話にも期待したいと思います。
- 作者: 新見聖,minoa(ニトロプラス)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: 文庫
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穢れ聖者のエク・セ・レスタ 2 (MF文庫J)/新見聖
帝王を目指すヒロインと主人公がクーデターを起こした他の皇子を倒すお話でした。お話の展開はなかなかスリリングで、黒幕の出し方も丁寧な感じでそれなりに楽しめたと思います。ただ、戦闘シーンはちょっと盛り上がりに欠けるかなとも思いました。なお、順位が高い3人の皇子がこの巻であっさり消えたところや、巻末で主人公の友人が最後の敵となるであろうことを指し示したことを鑑みると、このお話の先はあまり長くないのかなと思ってみたりです。
- 作者: 新見聖,minoa(ニトロプラス)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: 文庫
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穢れ聖者のエク・セ・レスタ (MF文庫J)/新見聖
腹に一物を持つ主人公とヒロインが帝国を潰すために帝王を目指すお話でした。レーベルの割りになかなかギスギスしたお話で、悪役がきっちりと成敗されたところと、主人公とヒロインがなんか気負っちゃってる感じが良かったと思います。ただ、お話としては全体的に盛り上がりに欠けるところがちょっとマイナスかなと思ってみたりです。
- 作者: 新見聖,minoa(ニトロプラス)
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: 文庫
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100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない (富士見ファンタジア文庫)/割石裂
死体回収業を営む主人公が死んでも復活する冒険者のヒロインを回収するお話でした。RPGゲームのような世界観に説得力を待たす設定はなかなか良く出来ており、コメディとしても悪くないですが、お話の展開がいまいち雑で、謎も基本次巻以降にぶん投げており、全体的に消化不良感が漂うお話でした。なんというかカタルシスがどうも足りないのかなと思ってみたりです。
100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 割石裂,ゆーぽん(ニトロプラス)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: 文庫
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銀煌の騎士勲章1 (一迅社文庫)/川口士
田舎出身の主人公が騎士になるため、騎士の登用試験を受けるお話でした。お話の展開は自体は中々良く出来ていると思いましたが、どうも読んでいてお話のテンポが良くないように感じがしました。また、お話にケレン味が足りないためか、お話がちょっと地味になっているようにも感じて個人的にはいまいち楽しめませんでした。なんというか、全体的にもう一歩の出来かなと思ってみたりです。
- 作者: 川口士,アシオ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2014/08/02
- メディア: 文庫
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賢者の弟子を名乗る賢者 1 (GCノベルズ)/りゅうせんひろつぐ
現実となったゲームの世界で30年後に飛ばされ、おじいちゃんキャラから幼女になった主人公が、30年間のブランクを埋めつつたまにバトるお話でした。お話にあまり起伏は無く、ただ世界を楽しみつつ、おつかいバトルをこなすだけなのでもうすこしお話にメリハリがあった方がよかったかなと思いました。なお、TSモノとしては、女体化の葛藤や戸惑いの描写はそれほど多くないため、もう少しそれらの描写が欲しかったと思いました。
- 作者: りゅうせんひろつぐ,藤ちょこ
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2014/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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モブ恋 (電撃文庫)/志村一矢
ギャルゲにおける主人公の親友ポジションである主人公が、主人公のポジションである友人に恋するヒロイン(モブ)をプロデュースするお話でした。お話に派手さは無いけど丁寧な展開で読みやすく、また、普通属性な主人公とヒロインの等身大なキャラが魅力的で、ひたむきな態度がとても良かったと思います。個人的には久しぶりにスマッシュヒットなラブコメでした。
- 作者: 志村一矢,ぎん太
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/08/09
- メディア: 文庫
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メイドが教える魔王学! (3) ~大魔王祭からは逃げられない~ (電撃文庫)/泉谷一樹
主人公が父親に退学を突きつけられるも、ヒロインたちの力添えなどにより奮起した主人公が頑張るお話でした。前巻同様、シュールな感じのコメディでしたが、ギャグのテンポやネタががなりマンネリな感じでちょっと微妙でした。なんというか、第1巻を読めば後の2巻は読まなくても良い感じです。
メイドが教える魔王学! (3) ~大魔王祭からは逃げられない~ (電撃文庫)
- 作者: 泉谷一樹,しゅがすく
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/08/09
- メディア: 文庫
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メイドが教える魔王学! (2) ~冷やしスライムはじめました~ (電撃文庫)/泉谷一樹
貧弱でおちこぼれの主人公がメイドに教育されながらなんとか頑張るお話でした。今巻は前巻ほど掛け合いに勢いが無く、またシリアスシーンもいまいち盛り上がりに欠ける感じがしてあまり楽しめませんでした。また、ページ数の割りに内容が薄いので、もう少しストーリー展開に山があった方が嬉しいかなと思いました。
メイドが教える魔王学! (2) ~冷やしスライムはじめました~ (電撃文庫)
- 作者: 泉谷一樹,しゅがすく
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 文庫
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メイドが教える魔王学! ~ご奉仕は授業のあとで~ (電撃文庫)/泉谷一樹
駄目な主人公が有能なメイドに鍛えられながら魔王の資格を目指すお話でした。なかなか面白いテンポのコメディで個人的にはなかなか笑えたと思います。
メイドが教える魔王学! ~ご奉仕は授業のあとで~ (電撃文庫)
- 作者: 泉谷一樹,しゅがすく
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/12/10
- メディア: 文庫
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ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 (4) (電撃文庫)/物草純平
敵組織により壊滅したパリで、主人公らが敵とバトるお話でした。今巻は第3巻からの続きでしたが、お話の展開も熱く、敵味方ともにキャラが良く立っていて見せ場も多く、個人的には非常に楽しめました。また、文表現がなかなかにレベルが高く、文章も読みやすいところもすごく良かったと思います。最近の新人さんの中ではトップレベルの筆力と個人的には思います。なお、女装モノとしてはほぼ見るところが無いので、そちらの要素が目的の方は注意が必要です。
- 作者: 物草純平,藤ちょこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/08/09
- メディア: 文庫
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異界の軍師の救国奇譚 (角川スニーカー文庫)/語部マサユキ
異世界に召喚された主人公が持ち前の能力を生かして、立場が悪い姫ヒロインをすくうお話でした。お話としてはそれほど意外性は無く、可も無く不可も無くといったところですが、お話のテンポはなかなか良く、主人公のキャラもそれなりに立っていたので個人的には結構楽しめたと思います。
- 作者: 語部マサユキ,明星かがよ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/07/31
- メディア: 文庫
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閃光のホワイトアウト (2) (ぽにきゃんBOOKS)/明秀一
女装魔法少女(電脳)な主人公が、魔法少女を育成する女子高に転校して四苦八苦するお話でした。お話は良く言えば手堅く、悪く言えば意外性ゼロな感じでした。登場人物も少なく、黒幕があからさま過ぎるのでもう少しひねった展開があれば良かったのにと思ってみたりです。なお、女装モノとしては第2巻ということもあり、あまりおいしいシーンは多くなかったですが、ベタなネタはそこそこ入っていたので、それなりに楽しめたかなと思いました。
閃光のホワイトアウト (2) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
- 作者: 明秀一,むにゅう
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2014/08/03
- メディア: 文庫
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